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生きもの調査(惣ヶ池)2012-12-08

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生きもの調査(惣ヶ池) 2012/12/8(土)

 第4回目の生きもの調査は信太山丘陵の惣ヶ池湿地。しかし現地へ向かう途中、大雨に遭遇してしまう。。。生きもの調査は、基本的には雨天決行。。。天候を心配しながらも現地へ到着。。信太山丘陵全体が黒い雲に覆われ、強風と小雨がぱらつくという、非常に不安定な天気の中での調査でした。。。

 大阪みどりのトラスト協会が管理する湿地へ入り、絶滅危惧種の1つであるコモウセンゴケ(モウセンゴケ科)を探す。すると奥の方で、十数個確認できました。(冬場なのでとても小さいですが、逞しく葉を広げていました。)
コモウセンゴケ

 湿地を出て登り坂を上がり、平地まで行くと、先月メンバー数人が草刈りをしたという場所まで移動する。足元が弱冠悪かったのですが、フユノハナワラビ(シダ植物)を発見しました。
フユノハナワラビ

 湿地内で見つけたムラクモカレハ(カレハガ科)の卵と繭の跡。ムラクモカレハは、信太山丘陵しか居ない外来種の蛾。成虫は人や自然界に危害を加えることはないのですが、幼虫は、身体が毒棘で覆われており、触れるとものすごい痛く、アベマキやコナラ、クリなどの葉を食い荒らすため、森林に大きな被害をもたらしていることが報告されています。。
 今のところ信太山丘陵以外の場所では発見されていないので、和泉市の自然界全体への影響はないみたいです。。
ムラクモカレハ(卵) ムラクモカレハ(繭の抜け殻)

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