都市部(惣ヶ池)
惣ヶ池湿地
アクセス JR阪和線 北信太駅→南海バス鶴山台4丁目下車 徒歩約5分
惣ヶ池の全体図
地形
惣ヶ池湿地は、信太山丘陵(和泉市北部に広がる標高40~80mの丘陵)内にある大阪府下最大の湿地です。
歴史
太平洋戦争後、信太山丘陵は陸上自衛隊の演習場として使われてきたことから、土地開発の波を逃れ、多種多様の動植物の生息と里山的な環境が維持されてきました。しかし時代の変化に伴い、人の手が加わることなく、長年放置されて続けたために、信太山丘陵は藪化が進み、多くの動植物が絶滅の危機に直面しだすようになりました。
こうしたことから、1998年(平成10年)、泉北水道企業団が所有する放棄水田を、環境省(当時は環境庁)、大阪府、和泉市、財団法人 大阪みどりのトラスト協会、当時の所有者であった泉北水道企業団の協議によって、惣ケ池湿地として、財団法人 大阪みどりのトラスト協会が保全・管理していくことになりました。
自然
植物(フローラ)
- 双子葉類〔合弁花〕 : (ガガイモ科)タチカモメヅル【要注目】
(ゴマノハグサ科)シソクサ【絶滅危惧種】、(リンドウ科)ホソバリンドウ - 双子葉類〔離弁花〕 : (スミレ科)フモトスミレ、(バラ科)コバナノワレモコウ【絶滅危惧種】
(モウセンゴケ科)コモウセンゴケ【準絶滅危惧種】「花」
- 単子葉類 : (ガマ科)ガマ、ヒメガマ
動物(ファウナ)
- 両生類 : (カエル目アカガエル科)ニホンアカガエル
(サンショウウオ目サンショウウオ科)カスミサンショウオ【絶滅危惧種】
- 昆虫類 :
- 鳥類 : (タカ目タカ科)、オオタカ【絶滅危惧種】「巣」
(コウノトリ目サギ科)アオサギ
観察会の様子